光回線の工事内容と所要時間まとめ【2026年最新版】

光回線を使うためには、自宅に光ファイバーケーブルを引き込む「開通工事」が必要です。
「工事って具体的に何をするの?」「壁に穴を開けるの?」「どのくらい時間がかかるの?」と不安に感じる方は多いでしょう。

結論から言えば、工事自体は業者がすべてやってくれるため、利用者がすることはほとんどありません。
作業時間は戸建てで1〜2時間、マンションなら30分〜1時間が目安です。
そして2026年現在、ほとんどの光回線で工事費は実質無料になるキャンペーンが実施されています。

この記事では、戸建て・マンションそれぞれの工事手順を6ステップで解説し、工事費の相場、「実質無料」と「完全無料」の違い、工事不要になる3つのケース、賃貸での注意点、さらには2026年4月に新設されたフレッツ光の撤去工事費まで、知っておくべき情報をすべてまとめました。
これから光回線の契約を考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。

さえこ

光回線の工事って大がかりなイメージがあるんだけど、実際どんなことするの?部屋が汚れたりしないです?

じぇい

基本的には電柱からケーブルを引いて、壁に小さなコンセントを付けるだけ。部屋が汚れるような作業はほぼないね。では詳しく見てみようか!

目次

光回線の工事とは?全体像を把握しよう

光回線の工事とは、最寄りの電柱から自宅まで光ファイバーケーブルを引き込み、室内に光コンセントとONU(光回線終端装置)を設置して、インターネットが使える状態にする一連の作業のことです。

工事はすべて回線事業者が手配した専門業者が行います。フレッツ光や光コラボ(ドコモ光、ソフトバンク光など)の場合はNTTの指定業者が、auひかりの場合はKDDIの指定業者が、NURO光の場合はソニーネットワークコミュニケーションズの指定業者とNTTの業者が担当します。
利用者が工具を使ったり、自分で何かを取り付けたりする作業は一切ありません。

工事の基本情報をまとめると、工事時間は戸建てで1〜2時間、マンションで30分〜1時間です。立ち会いは基本的に必要で、18歳以上であれば契約者本人でなくても家族や友人が代理で対応可能です。
工事費は16,500円〜49,500円ですが、各社のキャンペーンで実質無料になるケースがほとんどです。
申し込みから工事までの期間は通常2週間〜1か月、繁忙期(3〜4月の引っ越しシーズン)は1〜3か月かかることもあります。

戸建て住宅の工事手順【6ステップ】

戸建て住宅の場合、電柱から自宅まで直接光ファイバーケーブルを引き込む作業が必要です。
工事の流れを6つのステップで詳しく解説します。

ステップ1 — 電柱から自宅まで光ファイバーを引き込む

工事担当者が近くの電柱から自宅まで光ファイバーケーブルを架線します。
電柱と自宅の距離にもよりますが、通常は自宅から最も近い電柱(10〜30m程度)から引き込みます。
ケーブル自体は直径数ミリと非常に細いため、外観にはほとんど影響しません。

ステップ2 — 外壁にケーブルを固定する

引き込んだ光ファイバーケーブルを「引き留め金具」で外壁に固定します。
この固定には小さなビス(ネジ)が使われるのが一般的です。
ビス穴の大きさは直径3〜4mm程度で、退去時や撤去時にはキャップで埋めることが可能です。
賃貸の場合はビス止めの可否について事前に管理会社や大家に確認しておきましょう。

ステップ3 — 室内への引き込み

外壁に固定したケーブルを室内に引き込みます。引き込み方法は主に3つあります。

1つ目は「エアコンダクト(スリーブ)の利用」で、最も一般的な方法です。
既存のエアコンの配管穴を利用してケーブルを室内に通すため、壁に新たな穴を開ける必要がありません。
全体の約60%がこの方法で施工されます。

2つ目は「電話線の配管(PF管・CD管)の利用」です。
建物に敷設されている既存の電話用配管を通す方法で、全体の約25%がこの方法です。

3つ目は「壁への穴あけ」です。上記2つの方法が使えない場合にのみ、直径約10mm(1cm)の小さな穴を壁に開けてケーブルを通します。
全体の約15%程度ですが、穴あけが必要になった場合は工事担当者が事前に説明し、許可を得てから作業を行います。

つまり、約85%のケースでは壁に穴を開けることなく工事が完了します。
賃貸住宅にお住まいの方にとって心強いデータです。

ステップ4 — 光コンセントの設置

室内の壁面に「光コンセント」を設置します。光コンセントとは、光ファイバーとONU(光回線終端装置)を接続するための壁の差込口で、一般的な電源コンセントと同じくらいのサイズです。
壁掛けタイプ(壁のコンセントパネルに組み込む)と、露出タイプ(壁の表面に取り付ける)の2種類があります。
設置場所は工事当日に担当者に希望を伝えることができるので、ルーターを置きたい場所の近くを指定しておくとケーブルの取り回しがスムーズです。

ステップ5 — ONU(光回線終端装置)の設置・接続

光コンセントにONUを光ファイバーケーブルで接続します。
ONUは光信号をデジタル信号に変換する装置で、回線事業者からレンタル提供されます。
サイズはスマートフォンを一回り大きくした程度で、場所を取ることはほとんどありません。

ステップ6 — 開通テスト・完了

工事担当者が通信テストを行い、正常に光信号が届いていることを確認します。
問題なければ完了書類にサインして工事は終了です。
あとは利用者自身でONUにWi-Fiルーターを接続し、ルーターの初期設定(プロバイダー情報の入力)を行えばインターネットが使えるようになります。

戸建ての工事全体の所要時間は、標準的な工事で1〜2時間、配管が複雑な場合や穴あけが必要な場合は2〜3時間が目安です。

さえこ

6ステップって聞くと大変そうだけど、自分でやることは何かあるんです?

じぇい

立ち会ってるだけでOK。工事中ずっと見ている必要もなく、家にいて担当者から確認を求められたとき(穴あけの許可など)に対応するだけで大丈夫だね。

マンション・アパートの工事手順

マンションやアパートの光回線工事は、建物の設備状況によって大きく異なります。
すでに共用部に光回線設備が導入されているかどうかが最大のポイントです。

パターン1 — 共用部に設備あり(宅内工事のみ)

マンションの共用部(MDF室やEPS)にすでに光回線の分配設備がある場合は、共用部から自室まで配線し、光コンセントとONUを設置するだけで完了します。
電柱からの引き込みは不要なので、工事時間は30分〜1時間程度と短く済みます。
多くの新築・築浅マンションはこのパターンです。

パターン2 — 光コンセントが残っている(無派遣工事)

前の入居者が光回線を使っており、退去時に光コンセントや回線を撤去せず残している場合は、工事業者の訪問自体が不要な「無派遣工事」になる可能性があります。
回線事業者が遠隔操作で回線を開通し、ONU等の機器は郵送で届くため、利用者が自分で接続するだけです。工事費も大幅に安くなり、ドコモ光で3,300円、ソフトバンク光で4,620円、GMOとくとくBB光で2,200円です。
最短5〜6日で開通できるケースもあるため、引っ越し直後すぐにインターネットを使いたい方には非常に有利です。
ただし、光コンセントが残っていても回線自体が撤去されている場合は無派遣工事にならないこともあるため、申し込み時に回線事業者に確認してください。

パターン3 — 建物に設備なし(新規導入が必要)

建物に光回線の設備が一切ない場合は、管理組合やオーナーの承認を得たうえで共用部への設備導入から行う必要があります。
この場合は導入工事に数か月かかることがあり、個人の判断だけでは進められません。
もし建物への導入が難しい場合は、電柱から直接自室に引き込む「戸建てプラン」を契約できるケースもあります。1〜3階の低層階であれば対応できる可能性が高いので、管理会社と回線事業者の双方に相談してください。

マンションの配線方式と速度の関係

マンションの場合は、建物内の配線方式によって最大速度が異なります。
「光配線方式」は各部屋まで光ファイバーで配線されており、最大1Gbps〜10Gbpsで実測300〜600Mbps程度が期待できます。壁の差込口がSC型の光コンセントであれば光配線方式です。
「LAN配線方式」は共用部から各部屋までLANケーブルで配線されており、最大100Mbps〜1Gbpsです。壁の差込口がRJ-45(LANポート)であればこの方式です。
「VDSL方式」は共用部から各部屋まで電話線を利用しており、最大100Mbpsで実測30〜80Mbps程度にとどまります。壁の差込口がRJ-11(電話線のモジュラージャック)であればVDSL方式です。

配線方式は自分の壁の差込口を見ればおおよそ判別できます。
速度に不満がある場合は前の記事「マンションと戸建てで回線速度が違う理由」で改善策を紹介していますので、あわせてお読みください。


工事費の相場と主要サービスの比較

光回線の工事費は回線事業者によって異なりますが、2026年4月時点の主要サービスの工事費を一覧で紹介します。

ドコモ光は戸建て・マンションともに22,000円、無派遣工事の場合は3,300円です。
ソフトバンク光は戸建て・マンションともに31,680円、無派遣工事は4,620円です。
auひかりは戸建て41,250円、マンション33,000円で、無派遣工事の設定はありません。
NURO光は戸建て・マンションともに44,000円で、こちらも無派遣工事の設定はありません。
楽天ひかりは戸建て・マンションともに22,000円、無派遣工事は3,300円です。
GMOとくとくBB光は戸建て26,400円、マンション25,300円、無派遣工事は2,200円です。
ビッグローブ光は戸建て・マンションともに28,600円、無派遣工事は3,300円です。

これらの工事費に加えて、契約事務手数料として3,300円がほぼすべてのサービスで発生します。
また、土日祝日に工事を実施する場合は追加料金3,300円がかかるサービスもあります。
工事費用を最小限に抑えたい場合は、平日かつ時間指定なしで予約するのがおすすめです。

さえこ

工事費って高いなぁ…2万〜4万円もかかるんですか?

じぇい

安心して!ほとんどの光回線で “実質無料” になるキャンペーンがるね。ただし “実質無料” と “完全無料” は仕組みが違うので、次で詳しく説明するよ。

GMOとくとくBB光なら工事費36,300円が実質無料。さらに高額キャッシュバック付きです(PR)。

「実質無料」と「完全無料」の違い — 解約時の落とし穴

光回線の工事費無料キャンペーンには「実質無料」と「完全無料」の2種類があり、仕組みがまったく異なります。
この違いを知らずに契約すると、思わぬ出費につながることがあるため、しっかり理解しておきましょう。

実質無料とは

「実質無料」とは、工事費を24回〜36回の分割払いにし、毎月の分割金と同額の割引を適用することで、支払い期間中は工事費の負担が実質ゼロになる仕組みです。
たとえばドコモ光の場合、工事費22,000円を月々約733円×30回の分割払いにし、毎月733円を割引します。
30か月使い続ければ工事費の総支払いはゼロ円になります。

しかし、ここに落とし穴があります。30か月(約2年半)の割引期間が終わる前に解約すると、残りの分割金が一括請求されます。
たとえば12か月目で解約した場合、約13,200円の残債が発生します。
18か月目なら約8,800円、24か月目なら約4,400円です。「実質無料」は「指定期間使い続ければ無料」であって、途中解約すると無料にはならないのです。

ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり、NURO光、楽天ひかり、ビッグローブ光など、大手の光回線の多くがこの「実質無料」方式を採用しています。

完全無料とは

「完全無料」とは、工事費そのものが最初から0円、または一括で免除される仕組みです。
分割払いと割引の相殺ではないため、途中解約しても工事費の残債は一切発生しません。

完全無料を採用している光回線の代表例として、enひかり(工事費完全無料)やBB.excite光 MEC(工事費完全無料)があります。
ただし、完全無料のサービスは実質無料のサービスと比較して数が少ないのが現状です。

引っ越し予定がある方や、2〜3年以内に環境が変わる可能性がある方は、完全無料のサービスを選んだほうが安全です。長期利用が確実な方は、実質無料でも問題ありません。

工事不要になる3つのケース

すべての光回線契約で工事が必要になるわけではありません。
以下の3つのケースでは、工事なし(または無派遣工事のみ)で光回線を利用開始できます。

ケース1 — 転用(フレッツ光から光コラボへの乗り換え)

フレッツ光をすでに利用中の方が、ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボに乗り換える場合を「転用」と呼びます。転用の場合、使っている光ファイバーはNTTのものをそのまま継続利用するため、工事は一切不要です。
手順はNTT東日本(0120-140-202)またはNTT西日本(0120-553-104)に電話して「転用承諾番号」を取得し、その番号を使って光コラボに申し込むだけです。
Webでも取得できます。
切り替えまでの期間は1〜2週間程度です。

ケース2 — 事業者変更(光コラボから別の光コラボへの乗り換え)

すでに光コラボを利用中の方が、別の光コラボに乗り換える場合を「事業者変更」と呼びます。
こちらも工事不要で、現在の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得し、新しい光コラボに申し込むだけで切り替わります。電話番号もそのまま引き継げます。

ケース3 — 光コンセントが残っている(無派遣工事)

前の入居者が使っていた光コンセントが部屋に残っており、回線も撤去されていない場合は、工事業者の訪問なしで開通できる「無派遣工事」になります。
回線事業者が遠隔操作で回線を有効化し、ONU等の機器が郵送されてくるので、自分でケーブルをつなぐだけです。
無派遣工事の費用はドコモ光3,300円、ソフトバンク光4,620円、GMOとくとくBB光2,200円と通常工事に比べて大幅に安く、最短5〜6日で開通できることもあります。

入居時に壁にSCと書かれた光コンセントがあれば無派遣工事の可能性が高いので、申し込み時に回線事業者に伝えてください。

さえこ

転用と事業者変更ってよく聞くけど、どっちも工事なしですか?ラクすぎないですかね?

じぇい

そうなんです。NTTの光ファイバーをそのまま使うので物理的な工事は不要。
書類の手続きだけで切り替わるんだよね。違約金にだけ注意すれば、乗り換えのハードルはかなり低いよ。

工事不要で今すぐネットを使いたい方は、ホームルーターという選択肢もあります(PR)。

申し込みから開通までの期間

光回線の申し込みから開通工事完了までの期間は、回線の種類や時期によって大きく異なります。

ドコモ光の新規開通は2〜3週間、ソフトバンク光の新規開通も2〜3週間が目安です。
楽天ひかりの新規開通は2〜4週間程度です。auひかりの新規開通は1〜2か月と、やや長めです。
NURO光は2025年10月に戸建てプランが1回工事に改善されましたが、それでも開通まで1〜2か月程度かかるケースが多いです(マンションタイプSは引き続き2回工事で、さらに時間がかかる場合があります)。
転用・事業者変更は1〜2週間で完了します。

特に注意が必要なのが、3月〜4月の引っ越しシーズンです。
この期間は申し込みが集中し、工事の予約が取りにくくなります。
通常2〜3週間で開通する回線でも1〜2か月待ちになることがあり、NURO光やauひかりでは2〜3か月待ちになるケースも報告されています。
引っ越しが決まったら、できるだけ早く(引っ越し日の1〜2か月前を目安に)申し込むことを強くおすすめします。

開通までの間にインターネットが必要な場合は、各回線事業者が提供するレンタルWi-Fi(ポケット型Wi-Fi)を利用できるサービスもあります。
ドコモ光やNURO光などでは無料または低額でレンタルWi-Fiを貸し出しているので、申し込み時に確認してみてください。

工事当日の流れと事前準備

事前に準備しておくこと

工事当日をスムーズに進めるために、以下の4点を事前に準備しておきましょう。

ONU・ルーターの設置場所を決めておくことが最も重要です。
光コンセントの設置位置は工事担当者に希望を伝えられるため、パソコンやテレビの近く、またはWi-Fiルーターを家の中心に置ける場所を選んでおくと、Wi-Fiの電波が家全体に届きやすくなります。

壁際の作業スペースを確保しておきましょう。
光コンセントは壁に設置するため、作業場所周辺に家具や荷物があると作業の妨げになります。壁から1m程度のスペースを空けておけば十分です。

立ち会い者を確保してください。
18歳以上であれば契約者本人でなくても立ち会い可能です。
ただし、壁への穴あけなど建物に変更を加える判断が必要な場合があるため、その場で判断できる方が望ましいです。

工事時間には余裕を持っておきましょう。
工事の開始時間は「○時〜○時の間に伺います」と幅を持って案内されることが多く、ピンポイントの時間指定はできないのが一般的です。
ただし、2026年4月からはNTT東日本で1時間ごとの「訪問時刻指定工事」が可能になりました(追加料金:昼間12,100円、夜間・深夜は別途)。
費用はかかりますが、時間に制約がある方には便利なオプションです。

工事当日の流れ

工事当日は以下の順序で進みます。まず工事業者から到着30分〜1時間前に電話連絡があります。
業者到着後、作業内容の説明を受けます。戸建ての場合は屋外工事(電柱からの引き込み)→宅内工事(光コンセント・ONU設置)の順に進み、マンションの場合は宅内工事のみです。
最後に開通テスト(通信確認)を行い、完了書類にサインして終了です。

工事中は在宅が必要ですが、ずっと作業を見ている必要はありません。
担当者から確認を求められたとき(設置場所の確認、穴あけの許可など)に対応すれば大丈夫です。

工事の注意点6つ

注意点1 — 賃貸は管理会社・大家の許可が必要

賃貸住宅で光回線の工事を行う場合、壁への穴あけやビス止めが発生する可能性があるため、事前に管理会社または大家に許可を取る必要があります。
許可を取る際には「退去時の原状回復は必要か」もあわせて確認しておくと安心です。
大家によっては「次の入居者のために設備はそのまま残してほしい」というケースもあります。
また、工事の申し込み時に「賃貸なので穴あけ不要の工事を希望」と伝えておけば、エアコンダクトや既存配管を優先的に使う方法で施工してもらえます。

注意点2 — マンションは管理組合の確認も

マンションの共用部に光回線設備がない場合は、管理組合の承認が必要になることがあります。
承認には理事会での審議が必要な場合もあり、数か月かかることもあります。入居前に「光回線の設備があるか」を管理会社に確認しておくと、スムーズに進められます。

注意点3 — NURO光は工事回数に注意

NURO光は以前まで宅内工事(ソニーネットワーク担当)と屋外工事(NTT担当)の2回に分かれていましたが、2025年10月以降は戸建てプランで1回工事に改善されました。ただし、マンションタイプSは引き続き2回工事が必要で、それぞれ立ち会いが必要です。
2回の工事をまとめて1日で実施するオプション(追加8,800円)もあるので、日程調整が難しい方は検討してみてください。

注意点4 — 土日祝日は追加料金がかかる

多くの回線事業者で、土日祝日に工事を実施する場合は追加料金3,300円が発生します。
平日に立ち会いが可能であれば、平日を選ぶことで費用を節約できます。

注意点5 — 悪天候で延期になることがある

台風・大雪・雷雨など悪天候の場合、安全のため屋外工事が延期になることがあります。
延期の場合は事前に連絡があり、追加料金は発生しません。
ただし繁忙期は再予約が取りにくいこともあるため、早めの日程で予約しておくに越したことはありません。

注意点6 — 2026年4月からフレッツ光の撤去工事費が新設

2026年4月1日から、フレッツ光(およびひかり電話ネクスト)の解約時に派遣工事を伴う場合、新たに撤去工事費が発生するようになりました。
金額は戸建てで13,200円(基本工事費8,250円を含む)、集合住宅で11,000円です。土日祝日はさらに3,300円が加算されます。

ただし、これは「お客さまのご要望・物件都合により派遣工事が必要な場合」に限られます。
引込線や屋内配線を残置し、レンタル機器(ONUなど)を自分で返却する「無派遣工事」であれば、撤去工事費は無料です。
つまり、解約時に「工事業者に来てもらわず、自分で機器を返送する」を選べば費用はかかりません。

なお、フレッツ光から光コラボへの「転用」や、光コラボから別の光コラボへの「事業者変更」の場合は、回線設備をそのまま継続利用するため撤去工事は発生しません。解約ではなく乗り換えであればこの費用を心配する必要はありません。

さえこ

フレッツ光の撤去に1万円以上かかるようになったんですか!?

じぇい

2026年4月からの新制度だね。でも “無派遣工事”(機器を自分で返送)なら無料。また光コラボへの転用なら撤去自体が不要なので、解約ではなく乗り換えを検討するのが賢い選択だね。

工事費が安くなる・無料になる方法まとめ

工事費の負担をできるだけ軽くする方法を整理します。

最も一般的なのは各社の「工事費実質無料キャンペーン」の活用です。
ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり、NURO光、楽天ひかり、ビッグローブ光など主要サービスのほとんどが、指定期間(24〜36か月)の継続利用を条件に工事費を実質無料にしています。
長期利用が前提であればこれが最もお得です。

途中解約の可能性がある方は「工事費完全無料」の光回線を選びましょう。
enひかりやBB.excite光 MECなどが該当します。

転用・事業者変更で乗り換える場合は、そもそも工事自体が不要なので工事費はゼロです。
フレッツ光や他の光コラボからの乗り換えを検討している方にはこれが最もコストのかからない方法です。

光コンセントが残っている物件への入居であれば「無派遣工事」で2,200〜4,620円に抑えられます。

工事日を平日にすることで、土日祝日の追加料金3,300円を回避できます。

よくある質問(Q&A)

光回線の工事では壁に穴を開けるのですか?

約85%のケースでは壁に穴を開けません。エアコンダクトや既存の電話配管を利用してケーブルを室内に引き込みます。穴あけが必要になるのは全体の約15%で、その場合も直径約10mmの小さな穴です。工事前に担当者から説明があり、許可なく穴を開けることはありません。賃貸の場合は申し込み時に「穴あけ不要希望」と伝えておくとスムーズです。

工事当日、自分は何をすればいいですか?

基本的には自宅にいるだけで大丈夫です。作業はすべて工事業者が行います。光コンセントの設置場所の希望や、穴あけが必要な場合の許可などを聞かれることがあるので、その場で対応するだけです。工事完了後は自分でルーターを接続し、プロバイダー情報を設定する必要があります。設定が不安な方は「セットアップサービス(3,300円〜)」を事前に申し込むことで、業者にルーター設定まで任せることもできます。

マンションの配線方式はどうやって確認できますか?

壁の差込口を確認するのが最も簡単です。光コンセント(SCコネクタ)があれば「光配線方式」、LANポート(RJ-45)があれば「LAN配線方式」、電話のモジュラージャック(RJ-11)のみであれば「VDSL方式」です。判別が難しい場合は、マンションの管理会社またはNTT(0120-116-116)に問い合わせれば教えてもらえます。

引っ越しシーズンはどのくらい前に申し込めばいいですか?

3月〜4月に引っ越す場合は、引っ越しの1〜2か月前に申し込むのが理想的です。通常期であれば2〜3週間で開通しますが、繁忙期は工事予約が埋まりやすく、1〜2か月待ちになることも珍しくありません。引っ越し日が決まったらすぐに申し込みましょう。

解約するとき撤去工事は必要ですか?

2026年4月からフレッツ光は派遣工事による撤去に費用がかかるようになりました(戸建て13,200円、集合住宅11,000円)。ただし、機器を自分で返却する「無派遣工事」であれば無料です。ドコモ光やソフトバンク光などの光コラボの撤去は原則無料(無派遣工事)、auひかりは契約時期により11,000〜31,680円の撤去費が発生する場合があります。NURO光は原則不要(残置対応)です。

まとめ

光回線の工事は、専門業者がすべて行ってくれるため、利用者がすることは立ち会いだけです。
戸建ては1〜2時間、マンションは30分〜1時間で完了し、約85%のケースで壁に穴を開けることなく施工されます。

工事費は16,500〜49,500円が相場ですが、ほとんどのサービスで実質無料キャンペーンが利用できます。
途中解約の可能性がある方は完全無料のサービスを、長期利用が確実な方は実質無料で問題ありません。

転用(フレッツ光→光コラボ)や事業者変更(光コラボ→光コラボ)であれば工事自体が不要です。
光コンセントが残っている物件への入居なら無派遣工事で2,200〜4,620円に抑えられます。

2026年4月からフレッツ光の撤去工事費が新設されましたが、無派遣工事(自分で機器返却)を選べば無料です。
乗り換え(転用・事業者変更)であれば撤去自体が不要なので費用は発生しません。

申し込みから開通まで通常2〜4週間、繁忙期は1〜3か月かかるため、引っ越し予定がある方は早めの行動が大切です。次の記事では「MNPとは?格安SIMへの乗り換え手順」を解説します。

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参考情報

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