MNPとは?格安SIMへの乗り換え手順をやさしく解説【2026年最新版】

「スマホ料金を安くしたいけど、電話番号が変わるのは困る」——そんな方のための制度がMNP(携帯電話番号ポータビリティ)です。MNPを使えば、今の電話番号をそのまま引き継いで、ドコモ・au・ソフトバンクなどの大手キャリアから格安SIMに乗り換えることができます。

しかも2026年現在、MNP転出手数料は全キャリアで無料。
さらに2023年5月に始まった「MNPワンストップ方式」により、MNP予約番号を事前に取得する手間すら不要になりました。eSIM対応の端末であれば、申し込みから最短1時間で新しい回線が使えるようになるケースもあります。

この記事では、MNPの仕組みから、ワンストップ方式と従来方式の違い、具体的な乗り換え手順6ステップ、格安SIMの選び方、注意点まで、初めての方でも迷わず進められるように徹底解説します。月々のスマホ代を数千円安くしたい方は、ぜひ最後まで読んでください。

さえこ

格安SIMに乗り換えたいけど、電話番号が変わったら銀行もSNSも全部登録し直し?面倒すぎないですか?

じぇい

MNPを使えば電話番号はそのまま!しかも2026年現在はMNP転出手数料も無料で、予約番号の取得すら不要な方法もあるよ。

目次

MNPとは何か

MNPは「Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」の略で、日本語では「携帯電話番号ポータビリティ」と呼ばれます。総務省の制度として2006年から運用されており、今の電話番号を変えずに携帯電話会社を乗り換えることができる仕組みです。

たとえばドコモで「090-XXXX-XXXX」の番号を使っている方が、MNPを利用して楽天モバイルに乗り換えた場合、楽天モバイルでもまったく同じ「090-XXXX-XXXX」の番号を使い続けることができます。
家族・友人・勤務先に番号変更を通知する必要がなく、銀行やSNSなどの二段階認証に登録した電話番号もそのまま使えます。

MNPで引き継げるのは電話番号のみです。キャリアメール(@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)は原則引き継げません。ただし、ドコモ・au・ソフトバンクは月額330円程度の「キャリアメール持ち運びサービス」を提供しており、有料で継続利用は可能です。

MNP転出手数料は全キャリア無料

2021年4月から、日本国内のすべての携帯電話事業者でMNP転出手数料が無料化されました。
以前は転出手数料として3,300円がかかっていましたが、現在は完全に無料です。Webでの手続きであれば手数料は一切発生しません。ただし一部のケースで、店舗や電話窓口での手続き時に事務手数料として最大1,100円が発生する場合があるため、できるだけオンラインで手続きするのがおすすめです。

解約金もほぼ廃止

2022年7月1日の電気通信事業法改正により、携帯電話の解約金(違約金)は月額料金の1か月分以内に制限されました。さらに、大手キャリアは2022年3月までに解約金を全廃しており、2026年現在、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社で解約金は0円です。ただし、2022年7月以前に契約した旧プランを継続利用中の方は、旧規定の解約金(数千円〜最大10,450円程度)が残っている場合があります。ご自身の契約プランは各社のマイページで確認できます。


「MNPワンストップ方式」と「予約番号方式」の違い

MNPの手続き方法には、2023年5月24日に開始された「ワンストップ方式」と、従来からある「予約番号方式(ツーストップ方式)」の2種類があります。

ワンストップ方式とは

ワンストップ方式は、乗り換え先の申し込み画面だけで手続きが完結する新しい方式です。従来必要だった「MNP予約番号の事前取得」が不要になり、手順が大幅に簡素化されました。

具体的な流れは、まず乗り換え先の公式サイトで申し込みを開始し、「他社から乗り換え(MNP)」を選択します。次に現在契約中の事業者を選ぶと、その事業者のマイページに自動で遷移します。マイページにログインし、重要事項(契約解除に関する説明)を確認・同意すると、乗り換え先のページに戻って申し込みが完了します。

つまり、乗り換え先のサイトから操作するだけで、乗り換え元への連絡・予約番号の取得・番号の入力がすべて省略されるのです。

ただし、ワンストップ方式はオンライン手続きが前提であり、店舗での申し込みでは利用できません。また、乗り換え元と乗り換え先の両方がワンストップに対応している必要があります。

MNPワンストップ対応事業者一覧(2026年3月時点)

2026年3月時点で、MNPワンストップに対応している主な事業者は以下のとおりです。NTTドコモ、ahamo、au、UQ mobile、povo、ソフトバンク、ワイモバイル、LINEMO、楽天モバイル、LINEモバイル、ジャパネットたかた通信サービス、日本通信SIM、b-mobile、mineo、LPモバイル(旧LIBMOプラス)、IIJmio、NUROモバイル、BIGLOBEモバイル、J:COM MOBILE、HISモバイル、NifMo、KABU&モバイル、RayL Mobile、Smiles Connect、OCNモバイルONE、ANAモバイルなどが対応済みです。

大手4キャリアとその格安ブランド(ahamo、povo、LINEMO、ワイモバイル、UQ mobile)、主要なMVNO(mineo、IIJmio、日本通信など)はすべて対応しているため、多くの方はワンストップ方式で手続きできます。

予約番号方式(ツーストップ方式)とは

従来からある方式で、まず乗り換え元のキャリアに連絡してMNP予約番号(10桁の番号)を取得し、その番号を乗り換え先の申し込み画面で入力する方式です。

予約番号の取得方法は、オンライン(My docomo、My au、My SoftBankなどの各社マイページ)なら24時間受付で即日発行、電話(各社MNP窓口)は9:00〜20:00の受付、店舗(キャリアショップ)は本人確認書類を持参してその場で発行が可能です。

予約番号の有効期限は発行日を含めて15日間です。ただし、多くの格安SIMでは「有効期限が10日以上残っている状態」でないと申し込みを受け付けません。予約番号を取得したら、できるだけ当日〜翌日中に乗り換え先に申し込むのが安全です。有効期限が切れてもペナルティはなく、何度でも無料で再取得できます。

ワンストップのほうが楽そうだけど、自分のスマホ会社が対応してるかわからない…

じぇい

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルと、ahamo・povo・LINEMO・UQ・ワイモバイルはすべて対応済みだね。よほどマイナーなMVNOでない限り、ワンストップでOKだよ!

乗り換え前のチェックリスト

MNPの手続き自体は難しくありませんが、事前準備の不足でつまずくケースが多くあります。
以下の項目を申し込み前に確認しておきましょう。

本人確認書類と支払い手段

必要なものは、本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカードが最も確実)、クレジットカードまたは銀行口座情報、連絡用メールアドレス(キャリアメール以外のGmailやYahoo!メール等が望ましい)の3点です。
オンライン申し込みではeKYC(スマホのカメラで本人確認書類を撮影する方式)が主流になっており、書類の郵送は不要なケースがほとんどです。

SIMロックの確認

2021年10月以降に発売された端末は、原則としてSIMロックがかかっていません。
それ以前に購入した端末はSIMロックがかかっている可能性があるため、確認が必要です。
iPhoneの場合は「設定」→「一般」→「情報」で「SIMロック」の項目を確認し、「SIMロックなし」と表示されていればOKです。Androidの場合は「設定」→「端末情報」→「SIMのステータス」で確認できます。SIMロックがかかっている場合は、各キャリアのマイページまたは店舗で無料解除できます。

端末の対応バンド(周波数帯)

自分の端末が乗り換え先の回線で使えるかを確認することも重要です。各社は公式サイトで「動作確認済み端末一覧」を公開しているので、自分の端末の機種名で検索して確認してください。
特にau回線からドコモ回線(またはその逆)に乗り換える場合は、対応バンドの違いによりエリアが狭くなる可能性があるため注意が必要です。

キャリアメールの引き継ぎ

@docomo.ne.jp、@ezweb.ne.jp、@softbank.ne.jp などのキャリアメールを銀行やECサイトの連絡先に登録している場合は、乗り換え前にGmailなどに変更しておくか、キャリアメール持ち運びサービス(月額330円程度)への加入を検討してください。持ち運びサービスは解約後31日以内に申し込む必要があるキャリアもあるため、事前に条件を確認しておきましょう。

端末の分割残債

端末代金を分割払い中の場合、乗り換え後も残債の支払いは継続されます。
乗り換え自体は残債があってもできますが、残りの支払い金額と月数をマイページで確認しておくと安心です。

家族割・光セット割の影響

家族割やスマホ×光回線のセット割を利用中の場合、1人が抜けることで残った家族全員の割引額が減る可能性があります。自分ひとりの節約額だけでなく、家族全体の通信費で比較検討するのがおすすめです。


乗り換え先の格安SIMの選び方

格安SIMは数十社あるため、何を基準に選べばいいか迷う方は多いでしょう。
ここでは2026年4月時点のおすすめの選び方を5つの基準で解説します。

基準1 — 月間データ使用量で選ぶ

まずは現在のスマホの月間データ使用量を確認します。各キャリアのマイページで過去3〜6か月の使用量を見れば、自分の平均的なデータ量がわかります。月3GB以下ならLINEMO(ミニプラン月額990円)やpovo(3GB 30日間990円)がコスパ最強クラスです。月10〜20GBならahamo(20GB月額2,970円)やIIJmio(20GB月額2,000円)が有力候補です。月20GB以上・実質無制限なら楽天モバイル(Rakuten最強プラン、月額3,278円で無制限)が圧倒的にお得です。

基準2 — 通話頻度で選ぶ

電話をよくかける方は通話オプションの有無と料金を確認しましょう。
ahamoは5分以内の国内通話が無料(プランに含まれている)。楽天モバイルはRakuten Linkアプリ経由なら国内通話が完全無料です。LINEMOは5分以内かけ放題が月額550円、完全かけ放題が月額1,650円のオプションで追加できます。LINEでの通話がメインの方は、LINEMOの「LINEギガフリー」(LINEのデータ消費がゼロ)も魅力的です。

基準3 — 通信速度の安定性で選ぶ

格安SIMの中でも、通信速度には大きな差があります。大手キャリアの格安ブランド(ahamo、povo、LINEMO)は本家キャリアと同等の回線品質で、昼休みや夕方の混雑時間帯でも速度が落ちにくいのが特徴です。
楽天モバイルもMNO(自社回線)のため比較的安定しています。
一方、MVNO(mineo、IIJmio、BIGLOBEモバイルなど)は大手キャリアの回線を借りているため、混雑時間帯に速度が低下する傾向があります。ただしその分、月額料金はMVNOの方が安いことが多いです。

基準4 — eSIM対応かどうか

eSIM対応の格安SIMを選べば、物理SIMカードの配送を待つ必要がなく、申し込みから最短1時間程度で開通できます。
2026年4月時点でeSIMに対応している主な事業者は、ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイル、ワイモバイル、UQ mobile、IIJmio、mineo、日本通信SIMなどです。
iPhone XS / XR以降、Google Pixel 3a以降のスマホであればeSIMに対応しています。

基準5 — キャンペーンと実質費用

各社は乗り換え(MNP)向けに手厚いキャンペーンを実施しています。キャッシュバック、ポイント還元、月額割引、端末値引きなど形態はさまざまですが、「1年間の実質月額」で比較するのが最も公平です。
キャンペーン内容は頻繁に更新されるため、申し込み直前に各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

種類が多すぎて結局どれがいいかわからない…ざっくり教えてほしいです!

じぇい

シンプルに言うと、データ20GB以上使うなら楽天モバイル(月3,278円で無制限)、3GB以下ならLINEMO(月990円)、その間ならahamo(20GB月2,970円)がハズレなしの3択!

MNP乗り換え手順【6ステップ完全ガイド】

ここからは、実際の乗り換え手順を6ステップで解説します。ワンストップ方式と予約番号方式のどちらでも対応できるように説明します。

ステップ1 — 乗り換え先を決める(所要時間:5〜20分)

前章の5つの基準(データ使用量、通話頻度、速度、eSIM対応、キャンペーン)をもとに、自分に合った格安SIMを1社に決めます。迷ったら ahamo・LINEMO・楽天モバイルの3社から選べば大きな失敗はありません。

ステップ2 — 必要なものを準備する(所要時間:10分)

本人確認書類(運転免許証またはマイナンバーカード)、クレジットカード、連絡用メールアドレス(Gmail等)、現在の電話番号を手元に用意します。予約番号方式の場合はMNP予約番号も必要です。

ステップ3 — MNP予約番号を取得する(ワンストップなら省略可)

ワンストップ方式を利用する場合はこのステップは不要です。
予約番号方式の場合は、以下の方法で取得します。

ドコモからの転出は、My docomo(24時間受付)または電話151(9:00〜20:00)で取得できます。auからの転出は、My au(24時間受付)または電話0077-75470(9:00〜20:00)です。
ソフトバンクからの転出は、My SoftBank(24時間受付)または電話*5533(9:00〜20:00)です。
楽天モバイルからの転出は、my 楽天モバイル(24時間受付)で取得します。

いずれも手数料は無料で、予約番号は即日発行されます。
有効期限は15日間ですが、乗り換え先の多くは「有効期限が10日以上残っている」ことを条件としているため、取得したらすぐに次のステップに進んでください。

ステップ4 — 乗り換え先に申し込む(所要時間:10〜20分)

乗り換え先の公式サイトにアクセスし、「他社から乗り換え(MNP)」を選択して申し込みを進めます。

ワンストップ方式の場合は「MNP予約番号を持っていない」を選び、画面の指示に従って現在のキャリアを選択します。自動で転出元のマイページに遷移するので、ログインして重要事項を確認・同意し、再び乗り換え先のページに戻って申し込みを完了します。

予約番号方式の場合は、取得したMNP予約番号(10桁)と有効期限を入力欄に入力します。

SIMの種類は「物理SIM」または「eSIM」を選択します。eSIM対応端末を持っていて、すぐに開通したい方はeSIMがおすすめです。物理SIMは2〜3日で届きます。

ステップ5 — 回線切替・開通手続きをする(所要時間:5〜30分)

物理SIMカードの場合は、SIMカードが届いたら乗り換え先のマイページまたは専用アプリから「回線切替」の手続きを行います。切替完了の通知(メールまたはSMS)が届いたら、端末の電源を切り、旧SIMを抜いて新SIMに差し替え、電源を入れます。切替を行った時点で旧キャリアは自動解約となるため、旧キャリアに別途解約の連絡をする必要はありません。

eSIMの場合は、乗り換え先のマイページまたはアプリからeSIMプロファイルをダウンロードし、画面の指示に従ってインストールします。Wi-Fi環境が必要なので、自宅のWi-Fiに接続した状態で行ってください。インストール完了後、回線切替の操作を行えば即時開通します。

回線切替の受付時間は事業者によって異なります。多くの事業者で9:00〜21:00頃が受付時間となっており、この時間帯に手続きすれば当日中に開通します。深夜に手続きした場合は翌日扱いになることがあります。

ステップ6 — APN設定・データ通信確認(所要時間:5〜15分)

SIMの差し替えまたはeSIMのインストールが完了したら、APN(アクセスポイント名)の設定が必要な場合があります。

大手キャリアの格安ブランド(ahamo、povo、LINEMO、楽天モバイル、UQ mobile、ワイモバイル)は、SIMを認識すると自動でAPN設定が行われるため、基本的に手動設定は不要です。

MVNO(mineo、IIJmio、BIGLOBEモバイル、日本通信SIMなど)の場合は、手動でのAPN設定が必要なケースがあります。iPhoneの場合は各社が提供する「APN構成プロファイル」をSafariからダウンロードしてインストールします。Androidの場合は「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「アクセスポイント名」で、各社指定のAPN情報を手動で入力します。APN情報は各社の公式サイトまたはSIMカードに同封されるガイドに記載されています。

設定完了後、Wi-Fiをオフにした状態でWebサイトにアクセスできれば、乗り換えは完了です。電話アプリから発信テスト(111に電話するなど)を行い、通話もできることを確認しましょう。

さえこ

意外と簡単そう!全部で何分くらいかかるんですか?

じぇい

ワンストップ+eSIMなら最短30分〜1時間で完了だね。物理SIMでも申し込み自体は20分程度、SIM到着後の切替が10分程度かな。合計でも半日あれば余裕だと思うよ!

乗り換えでよくある失敗と回避策

失敗1 — MNP予約番号の有効期限切れ

予約番号を取得してから乗り換え先をじっくり比較していると、15日の有効期限が切れてしまうケースがあります。
回避策は「乗り換え先を決めてから予約番号を取得する」こと。
もしくはワンストップ方式なら予約番号自体が不要なのでこの問題は起こりません。有効期限が切れてもペナルティはなく、何度でも無料で再取得できます。

失敗2 — キャリアメールが使えなくなった

@docomo.ne.jp 等をネットバンキングの連絡先に登録していて、乗り換え後にログインできなくなるパターンです。
回避策は「乗り換え前にGmail等のフリーメールに登録変更しておく」こと。
もしくは月額330円のキャリアメール持ち運びサービスを利用します。

失敗3 — 回線切替前にSIMカードを差し替えてしまった

新しいSIMカードが届いた勢いでそのまま差し替えてしまい、回線切替手続き前なので通信できない状態になるケースです。回避策は「SIMカードが届いたら、まずマイページで回線切替手続きを完了させる。
切替完了通知が届いてからSIMを差し替える」という手順を守ることです。

失敗4 — APN設定ができずデータ通信が使えない

特にMVNOの格安SIMで起こりやすいトラブルです。回避策は、Wi-Fi環境のある場所で手続きを行い、各社の公式サイトに記載されているAPN設定手順を見ながら操作すること。
iPhone の場合は古い構成プロファイルが残っていると新しいプロファイルが正常に動作しないことがあるため、「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」で古いプロファイルを削除してから新しいものをインストールしてください。

失敗5 — 家族割が外れて家族全体の料金が上がった

1人が抜けることで家族割のカウントが減り、残った家族の月額が上がってしまうケースです。回避策は、家族全員の通信費の合計で乗り換えの損得を計算すること。場合によっては家族まとめて格安SIMに乗り換えたほうがトータルで安くなることもあります。


どのくらい安くなる?乗り換え前後の料金シミュレーション

MNPで格安SIMに乗り換えると、実際にどのくらい安くなるのか、典型的なケースでシミュレーションします。

ケース1として、ドコモのギガホプレミア(月額7,315円、60GB)からahamoに乗り換えた場合。ahamoは20GBで月額2,970円なので、月々の節約額は約4,345円、年間では約52,000円の節約になります。

ケース2として、auの使い放題MAX(月額7,238円)から楽天モバイルに乗り換えた場合。楽天モバイルはデータ無制限で月額3,278円なので、月々の節約額は約3,960円、年間では約47,500円の節約です。

ケース3として、ソフトバンクのメリハリ無制限+(月額7,425円)からLINEMOミニプランに乗り換えた場合。LINEMOミニプランは3GBで月額990円なので、月々の節約額は約6,435円、年間では約77,000円もの節約になります。データ使用量が少ない方ほど節約効果が大きいことがわかります。

これに加えて、乗り換え時のキャッシュバックやポイント還元を受けられる場合は、さらにお得になります。

さえこ

年間5万円以上も節約できるの!?もっと早く乗り換えればよかった…

じぇい

大手キャリアの大容量プランから格安SIMに変えると、年間5〜8万円の節約は珍しくないね。浮いたお金で旅行にも行けるかもね!

よくある質問(Q&A)

MNPで乗り換えると電話が使えない期間はありますか?

ほぼありません。回線切替手続きを行うと、数分〜30分程度で新しい回線が開通し、旧回線は自動的に解約されます。手続きの間も旧回線で通話・通信が可能なので、「不通期間」は回線切替の数分間のみです。eSIMの場合はさらに短く、ほぼシームレスに切り替わります。

MNPワンストップと予約番号方式、どちらを選ぶべきですか?

オンラインで手続きする場合は、手間が少ないワンストップ方式がおすすめです。店舗で対面サポートを受けたい場合はワンストップが利用できないため、予約番号方式を選んでください。どちらの方式でも結果は同じ(電話番号を引き継いで乗り換え完了)です。

格安SIMに乗り換えたら通信速度は遅くなりますか?

大手キャリアの格安ブランド(ahamo、povo、LINEMO)は本家と同等の回線品質なので、速度低下はほぼ感じません。楽天モバイルも自社回線(MNO)のため安定しています。MVNOの格安SIM(mineo、IIJmioなど)は昼12〜13時や夕方18〜19時に速度が低下する傾向がありますが、SNSやWeb閲覧程度であれば支障なく使えるレベルです。

今使っているスマホはそのまま使えますか?

多くの場合、SIMを差し替えるだけでそのまま使えます。ただし、2021年10月以前に購入した端末はSIMロック解除が必要な場合があります。また、乗り換え先の回線(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)に端末が対応しているかを、各社の「動作確認済み端末一覧」で確認してください。

乗り換え後、元のキャリアに戻すことはできますか? 

できます。再度MNPを利用すれば、同じ電話番号のまま元のキャリアに戻すことが可能です。MNP転出手数料は無料なので、費用面のハードルもありません。ただし、元のキャリアで利用していたキャンペーンや割引は再適用されない場合があります。

まとめ

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を使えば、電話番号を変えずにスマホ会社を乗り換えることができます。2026年現在、MNP転出手数料は全社無料、解約金もほぼ廃止されており、乗り換えの金銭的ハードルは過去最低レベルになっています。

2023年5月に開始されたMNPワンストップ方式を使えば、MNP予約番号の事前取得すら不要で、乗り換え先の申し込み画面だけで手続きが完結します。eSIM対応端末なら最短30分〜1時間で開通可能です。

乗り換え手順は「乗り換え先を決める → 必要書類を準備 → 申し込み → 回線切替 → APN設定 → 通信確認」の6ステップで完了します。大手キャリアの大容量プランから格安SIMに乗り換えれば、年間5〜8万円の節約が見込めます。

次の記事では「通信速度の『上り・下り・Ping』の意味と目安」を解説します。速度の数字の意味を理解すれば、光回線や格安SIMを選ぶ際の判断力がさらに高まります。

参考情報

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